飲食店 経営破綻

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資金ショート 弟25話

今から4年前、うちの会社は危機的状況にあった。

損益が利益を上回る月が連続してしまい、資金が回らなくなってしまった。


「店が古くなって客数が減少しました」

「んじゃー、改装すっぺよー」

「働く人が足りなくなりました」

「んじゃー、人いれっぺよー」

「広告打ちたいんですが」

「んじゃー、○百万かけっぺー」

こんな、計画性のない、足りない→補充経営を繰り返した結果、会社はハナクソ業績になった。


「もう、飲食店売上だけでは、利益確保難しいんでないのーん?」


こんな事は社員誰もが思っていたが具体的に何すればいいか分からなかった。


だけども、バブル時にあった内部留保は30%を切った状態。

※内部留保・・・必要支出を後の利益分の貯蓄。将来の経営に対する支出などに備える貯金
みたいなもの。利息がつく定期預金にされたりする。
ちなみに、うちの会社は余ったから預けるだけの貯金。
賃金削減やリストラを行う一方で、盛りだくさん内部留保しているウンコちゃん企業も多い。


不況突入中、店舗の利益だけでは採算が取れず内部留保を削りまくり
いよいよ内部留保が20%台に突入した時だった。


財務部長 「この状態が続くと、後3年で資金ショートします」


この資金ショート発言後、幹部は連日、朝8時から夜10時まで会議をした。

会議の中で出てくる案といえば、
設備を売ったらどうか?
融資はどうか?
あそこの土地を貸したらどうか?
今100円ショップ流行っているから、うちでもやってみたらどうか?


主力事業である飲食店の改善は出なく、違う方面での資金調達の話しかなかった。

会社がここまで来ると、もう終わったと思っていい。

主力事業を諦め、素人同然の枝商売に手を出すことほど悲惨なものはない。


最初は、会議室から怒鳴り声が連発していたが、みんな憔悴しきってて、安心を求めるだけの集まり会議になってしまった。


そのクセに会議で取る弁当は1個1000円

バブル体質が抜け切らない連中が集まって会議している姿は、末期の徳川幕府のようだった。


こうなると忙しくなるのは、営業ではなく、間接部門の経理。

案が出るたびに試算表を作らなければならない。

最初は、飲食店の試算表を作ることが多かった。

それが、次第に設備の残存価格だの、土地の評価額だのに変わっていく。

作成した資料の8割は無駄に終わる。

会社の業績を真っ先に知る事が出来る経理。

役員よりも、社長よりも誰よりも早く経営状況が分かるのが経理だと
この時、感じた。


もし、経理社員がバタバタ辞めていく現象が起きたら、その会社は
危機的状況にあるとみていい。


暗中模索が続く中、社長から一つの言葉が出た。


続きます。


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